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エースコンバット 7 スカイズ・アンノウン(ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN)
PS4

システム   9
シナリオ   7
グラフィック 10
サウンド   9

クリア時間:難易度ハードで30時間ほど
シリーズ未プレイ。
航空機を操作する3Dシューティングです。

フライトシミュレータ系はバトルフィールド1で航空ユニットを操作して以来苦手意識がありました。
難しかったのです。
元々レース系ゲームはそんなに好きでもありませんでした。
乗り物系ゲームに免疫がなかったのです。
そんな中でプレイしたエースコンバット7ですが、面白かったです。

エースコンバットシリーズ初見プレイとして持っていたイメージは伝統あるフライトシミュレータとストレンジリアルです
ストレンジリアルとは舞台設定のことらしいです。
戦闘機は現実のものが存在しますが、架空の世界の国の戦争の話です。
現実世界を模して綿密に構想された世界感がストレンジリアルと名付けられているらしく、高評価のひとつになっているようです。

システム

空間のマップで航空戦闘機を操作しミッションをこなしていきます。
ミッションは主に目標となる敵機を撃破することや、目標のスコアまで稼いだり、味方機の防衛といったものです。
3D空間のシューティングに免疫がなかったため、操作に慣れるまで時間がかかりました
操作に慣れ機体を思い通りに動かせるようになったあたりから面白さを感じてきます
進めていく内に確実にプレイスキルが高まっていく自覚があり、難しいミッションをクリアできた時は快感でした
この感覚はダークソウルでも感じました。
上手に上達を感じさせてくれるゲームは出来のいいゲームだと思います
操作できる航空機体はほぼ現実に存在するもので、僕が航空機マニアなら何倍も楽しめたでしょう。

武装は機関銃とミサイル、そして機体ごと違う3種類の特殊兵装が用意されています
また、機体にはパーツを搭載することができます
機体ごとに決まっているコスト内で装備する兵装とパーツを選び、自分なりの闘い方にオリジナリティを持たせることができます。

マルチプレイも用意されており、最大8人でバトルロイヤル、もしくはチーム戦の二つのモードがあります。
自分なりのビルドを考えて勝てるようになるのが快感でした
発売直後プレイヤー間でどういった機体、装備が強いかの情報がない中で、自分なりに試行錯誤して結果が出せるのはゲームプレイにおいて得られる快感の一つです

ビルドシステムは僕の大好物です。自分で考えたビルドで勝つのは楽しいです
このビルドシステムに感じる魅力はなんなんでしょうか
それはダークソウルにおいてのレベルアップだったりします

シナリオ

現代地球を模した架空の世界での戦争ものといった感じでした。
過去のシリーズでは近未来SF的な要素もあったようですが、今作は現代を舞台にしているらしく、あくまで現実を超え過ぎない程度に構成された世界観でした
シリーズ初見プレイヤーとしては世界観を把握しきれない部分が多く、よくある戦争ものといった印象でした。

ミッション間にストーリームービーが流れるのですが、主人公は登場しません。グラフィックが用意されていません。
セリフも用意されていません。主人公に個性を感じさせないのは仕様なのかと思います
登場するのは主に戦争の中心人物および主人公の周辺キャラでした。
戦争している敵国の王女様とかエースパイロットとか出てきます

操作中にワイプ画面で共に戦う同じ隊の仲間キャラが出るのですが、操作に集中しているためそちらに目をやる暇がなく、ムービーにも仲間キャラがあまり出てこないため共闘している仲間という意識の芽生えが薄かったです
クリアしても登場キャラ名うる覚えといった感じでした

グラフィック

現時点のゲームで表現できる最高水準のグラフィックであるかと思います。
青空、星空、曇り空など空を舞台にしたゲームだけあってこだわって作られているかと思います。
空きれい状態とはこのことでしょう
VR器機を持っていないため未プレイですが、VRモードは絶対面白いと思います

キャラクターは現実よりもアニメに寄せて作られている気がします。
ゲーム中少女の蔑んだ目が印象的なシーンがあるのですが、その目線の先にいるのが自分だったらいいのになぁと思いました

サウンド

ミュージック、SE、ボイス全てに不満はありません。
特によかったのはミュージックでした。