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ディビジョン2 THE DIVISION2
PS4

評価
システム   8
シナリオ   6
グラフィック 7
サウンド   8

僕が考えた最強キャラ育成シュミレーションゲーム

よくある3Dマップ探索系のガンシューティングが舞台のハックアンドスラッシュというジャンルに分類されるゲームです。
ハックアンドスラッシュとは、モンスターを倒して経験値や強力なレアアイテムを入手し、キャラを強化してさらに強力なモンスターを倒すというプレイスタイルのことを指します(Wikipediaより)。
ガンシューティングとしての面白さはさほどでもありませんが、装備品の組み合わせで自分の理想のキャラづくりを目指すビルドのシステムがよく作りこまれていると感じました。
キャラビルドのシステム、僕は大好きです。
すべてのゲームが意識してほしい感覚だと思います。
古くはFF5のジョブシステムに感じてた面白さ。
自分がプレイするキャラにオリジナルの特性も持たせ、それに合わせた戦略を考えプレイすることができる要素。
シヴィライゼーションシリーズの文明特性にも同じものを感じます。
世の中にはこれがあるゲームとないゲームがありまして、これがないゲームは僕はあまり好みではありません。
これがないゲームは例えばDMC5であったりロックマンだったり所謂「純粋なアクションゲーム」だと感じています。
判断ではなく反応で勝負させるゲーム性。ジャンルで言うとFPSTPSシューティングバトル、格ゲー…だったりします。
で、ビルドシステムですが、これの面白さは、限られた制限の中から選択し勝ち筋を考えることだと思っています。
それをガンシューティングの部分で正解か確かめる。

この限られた制限というのは、装備できるアイテムだったりするのですが、ディビジョンではその限られた制限の中の選択のボリュームが凄いのです。
どのようなシステムになっているか書いてみると、
武器、防具、そして装備品に取り付けるMOD、の3種のアイテムがある。
武器防具にはランダムで特性がついている。
防具はマスク、アーマー、バックパック、ホルスター、グローブ、ニーパッドの6種ある。
防具にはセット効果というものがあり、同系統の名前の防具を3か所に装備することで発動する。
スキルという特殊武器枠が6種ありその内2種装備できる。
スペシャリズムと呼ばれるパッシブが3種ありその内1つを選択する。

この枠の中で選択し、自分の考える最強のキャラに近づけていくためにハクスラ(装備品集め)をする。
僕にとってはガンシューティングを楽しむゲームではありませんでした。
自分の考えた最強のキャラを完成させることを目指すゲームです。
ガンシューティング部分もつまらないとは言いませんが、やはりこのゲームの面白いところはビルドしていくところだと思います。
シミュレーションゲームに近い感覚です。育成ゲーム的と言えるかもれません。
このビルドシステムに関しての複雑さは、ちょっと他のゲームでは味わえていません(褒め言葉)。
あとはバランスがよければ嬉しいのですが、現在のプレイ時間では理想のビルドを完成させるほどハクスラできませんでしたので、バランスに関しては確かめられていません。
まだまだプレイしたいゲームであります。

残念な箇所として、
より高品質のアイテムドロップがアンロックされるクエストの存在があるのですが、まだプレイできません。
制作側が物理的に制限しています。
これは廃人プレイヤーによるゲームの消耗を回避するための処置かと感じました。
廃人プレイヤーは時間をつぎ込んで高品質アイテムを手に入れます。
ハクスラゲーは最高レベルのアイテムが揃い、理想のキャラが完成してしまったらもうやることがなくなってしまうとも言えるゲームです。
プレイヤーはそこを目指してプレイしていると思うのですが、これを物理的に止めているというのは、何か不健全なものを感じてしまいました。

バグについては動作が重くなる、カクつく、グラフィックテクスチャーが単純になる、などがありましたが、最近のゲームでは普通くらいだと思います。

サウンドについては、ありがたいことに日本語ボイスでローカライズされています。最近の洋ゲーは日本語ボイス入っていないことが多いです。
日本語ボイスが入っていないと操作中は字幕が読めないのでストーリー情報がまるで頭に入ってこないなど感じていましたので、本当にありがたいです。
また次もよろしくお願いします。