PS4ゲーム「Detroit Become Human(デトロイト ビカム ヒューマン)」
レビュー
システム 7
シナリオ 9
サウンド 10
グラフィック 10
映画をゲームする感じのゲームでした。
システム
一周目は最高の体験でした。写実的に描かれた3Dマップを3人称視点でシナリオパート毎に移動していく。
操作キャラは3人いて、シナリオクリアで入れ替わっていく。キャラの戦闘場面ではQTE(タイミングよくボタンを押すゲーム)。
それ以外はある程度の時間内にマップを移動し見渡しながら接触できるものを探すといった感じ。
僕はQTEはあまり面白いゲームシステムだと思っていません。しかしこの映画のような表現のゲームに複雑なシステムを組み込むのも難しいのかもしれません。そして複雑なゲーム表現を組み込んだところで売れるだろうかとも思ったりします。小島監督のDEATH STRANDINGに期待しています。
そしてこれはシナリオ部分への評価と迷ったのですが、シナリオ分岐のシステムが素晴らしいです。シナリオは選択肢の分岐に分かれ、フローチャートで表現されています。
選択肢によって分岐するいくつものシナリオはをきちんと映像で表現されています。
素晴らしく手の掛けられた部分なのですが、確かに一周目は素晴らしいのですが、一度クリアした後に埋まらなかったフローチャートを埋めたい(まだ見ていないシーンを見たい)のでシナリオをロードするのですが、
このゲームスキップがないのです。
つまり目的を達成するためには何度も同じシーンを繰り返さなきゃならないのです。
そして目的の未見シーンについても初見プレイほどの感動がない、繰り返すので作業感が強い、というのもマイナスでした。眠くなってしまった。
シナリオ
20年後の未来、アンドロイドが普及したデトロイトを舞台した、アンドロイド目線の物語。主人公操作キャラは3人いてどれもアンドロイドです。
アンドロイドが当たり前に存在する未来をリアルに描いています。
アンドロイドも生きているのだー!というような内容です。
一本の映画を見るような感覚でプレイすることができました。
僕は日本のゲームは子供受けを意識して作られているように感じるのですが、このゲームは大人に向けて作られているような内容かと思います。
サウンド
このぐらいのものは満点つける以外わかんないです。ごめんなさい。
グラフィック
最先端の写実的ゲームグラフィックだと思います。
制作途中の動画を見たのですが、役者の顔にモーションキャプションのためのほくろのようなものが貼り付けられて撮影されていました。非常に手間をかけられて作られていると感じます。
最先端の写実的ゲームグラフィックだと思います。
制作途中の動画を見たのですが、役者の顔にモーションキャプションのためのほくろのようなものが貼り付けられて撮影されていました。非常に手間をかけられて作られていると感じます。